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今どきの結納・顔合わせスタイル

◆「結納」再評価の動き!

挙式の前に行われる、金品を取り交わし両家の結びつきを祝う「結納」という儀式。

地域によってやり方は、様々ですが堅苦しさを敬遠して行う人が少なくなっている。

しかしここ最近では、つながりを大事にする観点から見直す動きも。

昨年、結婚された神奈川県の女性の方よりホテルで「結納金とお酒を頂き、夫婦と

なる区切りをつけられ、両家の理解と親睦も深められやって大変良かった。」とおっ

しゃってました。

ただ全国的に見て昨年は結婚した人の内、結納を行ったのは、関東約2割、関西で

約3割ということです。

理由の一つに仲人の存在。本来の結納は仲人が両家を行き来して取り交わすもの

だった。ところが最近は、仲人がいる結婚が約1%と少なく、結納を行うことが少な

くなっている。

場所も、ホテルやレストランや料亭など略式の出会い型が多くなってます。

結納の面倒な点は、地域差による行い方の違いです。関東式、関西式結納の品目

数や結納金、結納返しなど、悩むことが多いとおもいます。

ある機関の調査によると結納金は、80万~100万円が中心のようです。

結納品目は、5品~7品が多いようです。結納、金品いづれも用意しなかったという

方も2割ということです。

最近の形式は「婚約式」「顔合わせ式」といわれ、従来の結納の形式を残しつつ、

指輪を取り交わしたり、友人にも列席してもらったりして、楽しんでいるようです。

大震災後、孤独感を味わった人も多く家族の絆を大切にする風潮が強まり、親族

になる実感ができるようです。

結納を進めるのは確かに面倒ですが、結婚前にそれぞれの価値観の違いを認識し、

それをすり合わせておくことは、結婚後の生活にも大いに役立ちます。

◆今どきの結納事情

さて具体的に、今どきの結納はどんなふうに行われているのでしょうか。

地域によってさまざまですが、基本的儀式の流れをしっかり把握したうえで、

必要となる品とその意味を知ると、結納という儀式の根底に根付く日本人の

美学を感じられるでしょう。

今の主流は略式結納。揃える結納品もさまざまですが、大震災以来孤独感な

どから絆の意味合いも深く、関東一円を中心に五品七品九品が多く使われてい

るようです。

仲人が使者となり両家を往復する正式結納とは違い、一堂に会して結納を取り

交わすのが略式結納。

本来の進行役は仲人ですが、立てない場合は男性の親の受け持ちに。

挨拶や口上を父親が、受書や結納品を運ぶ役割を母親が行います。

略式なら堅苦しくなりすぎずないので、ふたりの自覚を深めて家族の絆を

再確認出来るいい機会と考えましょう。式場などの「結納プラン」

なら介添え

スタッフが段取りしてくれるのでおまかせで大丈夫。

だいたいの進行と口上を把握しておけばよいでしょう。式自体は15分~20分

程度。

式後には全員で会食を楽しむのが一般的な流れです。

◆進行と口上の一例

男性側、女性側の順に入室し着席   

                         全員「よろしくお願いします」

初めての挨拶                

                         男性の父親「本日はお日柄もよく、ふたりの婚約が整いましたことをお慶び申し上げます。

                         ここに、結納の儀を執り行わさせていただきます」

男性の母親が結納品を女性の前へ運ぶ 

                         男性の父親「○○家よりお結納の品でございます。幾久しくお納め下さい。」

女性側が順に目録に目を通す     

                         女性「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。」

女性の母親が結納品を飾り男性に受書を渡す   

                         女性の父親「○○家からの受書でございます。幾久しくお納め下さい。」

男性側が目録に目を通す         男性「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。

男性の母親が結納品を飾り女性に受書を渡す   

締めくくり挨拶               

                          男性の父親「本日はありがとうございました。略式ではございましたが

                          滞りなく結納を納めることが出来ました。今後ともよろしくお願い申し上げます。」

                          女性の父親「こちらこそよろしくお願いします。ありがとうございました。」

儀式終了 会食へ

※注(「幾久しく」ということばを入れていくことと、口上は原稿を用意して見ながら行うと良いでしょう。)

◆結納を行う上での注意点

  • 結婚する当事者が大前提ですが、親の意向も聞いておき、出来れば親の顔も立てる。
  • しきたりのこだわりが家によって違いますので、儀式を重んじる側、風習を大事にする側に合わせるとうまくいくでしょう。
  • 結納を行うのは挙式の半年前あたりがめどです。
  • 結納品は九品目、七品目、五品目、三品目など奇数の品数が一般的です。
  • 結納にかかる費用は、両家折半が一般的ですが、話し合いで調整。受けて側が持つ場合も多い。
  • 結納を渡す側が上座です。床の間のないところの席順は、入口から一番奥が一般的には上座です。その部屋のつくりに                               よっても違いますので、床の間が来そうな位置を想定して決めます。

【結納品】結納金の金包に縁起物を合わせたもの。正式な「九品目」、略式の「七品目」「五品目」「三品目」など地域に

      よっても行い方によっても品数は異なります。

【目録】結納の内容、品目や数量を記したもの。結納品に含まれる。

【家族書】本人と同居して姓の同じ人物の名前と本人から見た続柄を記したもの。

【親族書】既婚の兄弟姉妹とその配偶者、同居していない祖父母、父方母方のおじおばとその配偶者の順に三親等まで

      親族の住所、続柄、氏名を記したもの。

【由緒書】家族書と親族書両方を記して綴じたもので、長野県南部地方に多い。

       関東周辺では、親族書に両方を記してます。

       最近では家族書だけにしたり、略する場合もあるのでご両家で取り交わしの相談をされると良い。

【受書】結納品を受け取った旨をきした領収書代わりのようなもの。

【婚約記念品】結納金に対して結納返し(関東では半額、関西では1割が主流)をしない場合、それに代わる記念品を贈る。

       長く使える腕時計が人気ですが、後に使える家電品や車なども。

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