日本の細やかな文化、心遣いが伝わります!
このセットは、日本民族の文化風習として大切な食事会の時に使用される道具です。
箸も水引も人や人の心、神などをつなぐ日本人にとって欠かせない道具の一つなのです。
美しい箸袋に入った祝い箸
和紙や千代紙で箸を包み大切に扱います。
食べることのよろこびに感謝し神様を大切にしています。
縁起の良い水引と柳箸を使用しよろこびや心を伝えます。
パッケージサイズ 横20cm 縦25cm
年末年始おせち料理はもとよりお祝いの御膳などにお使い下さい。
友禅紙をあしらって艶やかな箸袋です。
柳箸を使用しています。
五膳1組
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【箸】
箸は、日本民族の文化として、生まれてから死ぬまで毎日の食事には欠かせない、生活の中に溶け込んだ必需品であると同時に、精神に根付き、食物や熱いものをはさんだりする非常に大切な道具です。
箸も水引も人や人の心、神などをつなぐ日本人にとっては、端と端を繋ぐ一方とまた一方を繋ぐ箸渡しをする道具に名付けられたものです。
食事の時にお箸には神様が降りてくると考えられ、箸先は人のもの、天部分は神様のものとして考えられていました。
それ故に昔は食事の際にはお箸に神様が宿るとまで考えられていました。欧米人にテーブルマナーがあるように、日本人としても日本料理での会食では、最低限のお箸のマナーがあります。
【柳箸】
柳箸は、祝い膳用に柳の木で作られた太い箸で、柳の木のごとく折れにくく縁起がよいとされています。
末広がり八寸(約24cm)で縁起がよく、「両口箸」「柳箸」「俵箸」とも呼ばれていて、祝い事には欠かせない箸なのです。
「祝い箸」は、両方の先端が細くなっていて、「両口箸」とも呼ばれます。
それは、一方は神様用、もう一方を人が使うためで、神様と一緒に食事を頂くことを意味しています。
おせち料理や祝い膳は、神様へお供えし、それを下げていただくもの。
恩恵を授かる意味から神様と食事を共にするわけです。
その大事な箸がお祝いの席で折れたりするのを嫌うため、丈夫で折れにくい柳の木が使われています。
柳は水で清められた神聖な木とされ、春一番に芽吹くおめでたい木とされています。
そのため「柳箸」といわれています。
◆「俵箸」
「俵箸」と呼ばれるのは、五穀豊穣を願って米俵を模し、中ほどが太めにできていることからです。
【水引】
日本の伝統的文化風習の水引の由来の原点は、古く西暦610年(飛鳥時代)頃と言われています。
西暦1200年(鎌倉時代)頃より宮中内儀式で多くつかわれるようになり、西暦1300年頃(江戸時代中期)には、一般市民へと行きわたり、飾り紐として儀式や贈り物には欠かせない素材として成立いたしました。
現代の水引の原型は、元結(もとゆい)。江戸時代の日本人のヘアースタイル「ちょんまげ」髪を縛る紐です。
今では、お相撲さんの髪結やかつらなどに使用されています。
それを製法など改良してできた紐が、現代の水引です。
クラフトペーパーコード、
ストリングペーパーコードなどと訳されています。
このような素材を使い、今では、祝儀袋や不祝儀袋の表に用いられる飾り紐で、主に結納品、贈答品の表紙(おもてがみ)、正月飾りなどに使用される素材として利用されています。
色や種類も豊富でその素材を使用し、鶴や亀、松竹梅、宝船などが縁起の良い水引細工として製作されています。最近では、装飾品やアクセサリー、インテリアなど、多岐に渡り利用されています。
曲線美の美しさと繊細さが日本独特の文化であり、結び方や本数にもこだわりや意味合いが深くあり、場面に応じて使い分ける習慣があります。
これも日本の細やかな心遣いが感じられる文化といえましょう。
結ぶという行為から、全世界の人と心をつなぐ素材として発展しています。